お知らせ
☕【事業報告】ワールドカフェ in おおえ ~ウクライナ編~ 12/10☕
米沢市ウクライナ避難民・多文化共生支援員のヴラッド・マレンコヴさん(ウクライナ東部出身)を講師に迎え、ウクライナの文化や戦禍の厳しい現状などを学ぶ講座を12月10日(土)、大江町中央公民館で実施しました。
講座には県内外から申し込みがあった21人が参加しました。
マレンコヴさんは、来日の経緯、ウクライナ国旗の意味、ウクライナの地理・言語・宗教・年中行事・料理・民族衣装・歴史、そして年初からの戦争について、熱のこもったお話をされました。
ロシアへの編入の是非を問う「住民投票」の結果については、「賛成票が大多数を占めていると発表されているが、私の周りの人達で賛成している人は誰もいない」と話していました。また、現在は計画停電を余儀なくされており、買い物や手術にも不便をきたしている様子を説明しました。
参加者からは「ウクライナの自然、文化や戦争、政治など、詳しく説明していただき、お話もとても分かりやすく良かったです。」「一刻も早く平和が訪れることを願います。」「ウクライナの文化についてのお話を聞いたことで、実生活の様子が目に浮かび、なおさらその日常生活が奪われてしまっているウクライナの方々の気持ちに寄り添い、自分たちにできる支援をしていかなければと改めて考えるきっかけを与えていただきました。」等の感想が寄せられました。
当講座に合わせ、おおえ国際交流協会がウクライナ写真展を開催しています。この機会に、ウクライナの民族衣装に込められた意味などを知り、伝統への理解を深めてみませんか。大江町中央公民館で、明日12月16日まで開催されています。