公益財団法人山形県国際交流協会 AIRY

お知らせ

🎉県内国際交流関係団体へのインタビュー 酒田市国際交流協会【機関紙AIRY102号から】

酒田市国際交流協会 事務局長 今野紀生さんにインタビューを行いました。

令和4年度「酒田の魅力紹介 in English 動画コンテスト」 表彰式のようす

■酒田市国際交流協会とはどういう団体ですか?
 クルーズ船の寄港や東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業を契機とし、市内の国際交流の活動に関する「人」と「情報」のプラットフォームとなるため、令和元年6月に当協会が発足しました。事務局を酒田市役所の交流観光課に置き、対外的な交流やインバウンド対応などを中心とした活動を行っています。

■酒田市国際交流協会はどんな活動をしていますか?
 観光交流や姉妹都市間交流促進のため、地元ならではの視点で酒田の魅力を英語で紹介する動画コンテストを実施しているほか、インバウンド観光客増加に伴い、外国語による観光ガイドの需要が高まったため、設立当初に地域通訳案内士制度を導入し、「北庄内地域通訳案内士」のスキルアップを目的とした研修も開催しています。動画コンテストでは、実際に姉妹都市であるアメリカのデラウェア市に審査に携わっていただき、北庄内地域通訳案内士の皆さんにはクルーズ船の対応などでご活躍いただいております。また、例年「インターナショナル」を冠したイベントを実施しており、海外出身者などのゲストプレゼンターが、自国・地元の文化や体験を紹介するトークショーなどを行っています。こちらも市民、会員の皆さんが国際的な交流に参加する良い機会となっています。

■若い方の参加が多いようですね
 クルーズ船の受入れについては最初から地元の高校生を巻き込んだ活動を行っていました。高校生によるおもてなしが外国の方には好評で、酒田の印象が良くなったと聞いています。そのほか動画コンテストなど、当協会のイベントには市内の若い方から多く参加してもらっています。今後は市民の皆様に国際交流がより深く浸透していけばと考えています。