公益財団法人山形県国際交流協会 AIRY

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 令和7年1月19日(日)山形県国際交流センターでは、県内在住のフィリピンの方々が集まり、交流会を開催しました。交流会は2部構成で開催され、第1部では、「山形の暮らし」をテーマに、山形日本語サポートネット副代表の長藤節子氏をお招きし、山形での外国人支援活動についての情報共有と交流会が行われた。第2部では、参加者の皆様から山形でのくらしについて意見をお聞きしました。


(1)山形での生活経験について
長藤節子さんが自己紹介を行い、大阪から山形に移住した経緯や、子供のころに山形に来た際の言葉の壁や、冬の雪の多さなどについて。
(2)外国人支援について
山形こども日本語サポートネットの活動について説明があり、学校での日本語教育や、地域での支援活動について紹介があった。特に、子供たちの医療費が18歳まで無料であることや、学校での保険制度について具体的な情報が提供された。
(3)地域活動と友達作りの重要性について
地域の公民館活動やイベントへの参加を通じた友達作りの重要性について説明がありました。特に、書道やお菓子作り、花笠踊りなど、具体的な活動例が紹介された。
(4)交流会での意見交換について
交流会では、同団体の黒崎敬子氏も加わり、参加者の自己紹介の時間を設けた。その後、日本での生活経験や文化の違いについて活発な意見交換が行われた。特に、気候の違いや食文化、教育制度についての話題が中心となった。

<参加者意見>
◆日本に来てびっくりしたこと、好きな食べ物、母国との違いなどについて
・ゴミが少ない。
・日本は静かで住みやすい。
・フィリピンは雪がないので、日本の雪が珍しい。
・日本の人は誠実。
・先輩職員が仕事を優しく教えてくれる。
・ラーメンや刺身、芋煮など食べ物がおいしい。
・技能実習生は門限があるので、電車の本数が少なくて困っている。
・フィリピンは運転席が左側なので混乱する。

◆その他
・フィリピンの料理を作って食べる。
・日本語はインスタグラムを見て勉強している。
・休みの日は公園で日本人とバスケットボールをしている。
・これから家族と日本に住み続けたい。
・今後、在留資格を変更して、エンジニアになりたい。
・フィリピンの生活、習慣、気候、学校教育などについて
・家庭ではフィリピン語、学校では英語を使っている。

<交流会の様子>