公益財団法人山形県国際交流協会 AIRY

お知らせ

【機関紙AIRY96号から】山形で働く外国人 白鷹町地域おこし協力隊  楽星さん

地域おこし協力隊員として白鷹町で働いている、中国江西省出身の楽星(らく・せい)さんにインタビューを行いました。

日本語を指導中

■どうして地域おこし協力隊員になろうと思ったんですか

私は東北大学博士課程の学生なんですが、隣の研究室にいた中国人の先輩が白鷹町の地域おこし協力隊員だったんです。後任を探しているという話を聞いて、詳しい話を聞いてみたら興味がわいて。それで昨年6月に白鷹町へ来ました。仙台では留学生とのつきあいが多かったので、こちらに来て地元の方と交流をしたいと思いました。

■白鷹町ではどのような活動をされているんですか

在住中国人を対象に、日本語を教えたり、交流イベントの企画をしたりしています。もっと在住中国人が日本人と触れ合う機会があるといいと思っています。また日本人を対象に中国語講座や中国文化サロンを実施しています。中国人に向け、白鷹町の観光促進活動も行っています。

■白鷹町での生活はどうですか

仙台で暮らしていた時に比べて、近所の方々との関係が深いと思います。皆さん優しくて、よく野菜やお惣菜を分けてもらったりしていますし、除雪も助けてもらっています。それにここではとても辛い唐辛子が手に入るので、中華料理を自炊するのに役立っています。ただ、もっとレストランやジムなどがあるとうれしいです。

■コロナで一時帰国も難しいですが、大丈夫ですか

家で猫を飼っていて、毎日本当に癒されています。猫がいなかったらとても大変だったと思います。白鷹町から離れるときも一緒に連れていくつもりです。責任がありますからね。