2.27 「一緒に考えよう! 外国人住民が求める居場所とは・・・」をハイブリット形式で開催しました!
2月27日(日)会場(県国際交流センター研修室)とZoomで、多文化共生分科会を開催し、会場では2年ぶりの実施となりました。
数年前までは地域の日本語教室が外国人住民の居場所として機能していましたが、日本語教室の減少やSNSの普及等で出身国の人たちと直接つながり続けることが容易になりました。「居場所」自体が多様化している一方で、長く日本で生活している外国出身者からは、母語で自由に話ができる居場所を求める声も根強くあることから、今回は、「外国出身住民の居場所づくり」をテーマに、自分(たち)がどのような居場所を求めているのかをみんなで考えました。
まず、外国出身者のお二人に、それぞれが必要と思っている居場所や思いをインタビュー形式で伺いました。トゥアンさんはベトナムの文化や料理を通して、交流していきたいそうです。また、リチャードさんは気兼ねなく話せる場所が欲しいとのことでした。
グループワーク①では 対象者、ニーズ・居場所のコンセプト/活動目的について話し合い、各グループから2つの企画(テーマ)を発表いただきました。
発表された企画に対し、どのテーマが良かったか会場・Zoom参加者全員で投票を行い、残った企画(テーマ)について グループワーク②ではより実現に向けて(名称、対象、活動内容、頻度・広報先、要件など)を話し合いました。居場所づくりについて思いの強い方が多く参加してくださったことで、とても充実した時間となりました。
成果(企画・テーマ)
・山形に初めて来たばかりの方国籍問わず悩みを共有したりできるかけこみ寺
・行政(入管・警察)など窓口の役割をしてくれるかけこみ寺
・農業体験を通し四季を感じながら、日本語学習や交流する場所
・多目的カフェ 昼はカフェ、夜はバーのような飲食店を拠点にいつでも参加できる場所
・共通の趣味を通して集まれる場所(イベント企画・旅行など)
・グループの中で得意な人が中心になってスポーツや楽器などを楽しむ
居場所づくりについて考えることで共生とは何かという事も考えさせられました。参加者のみなさま、スタッフの皆さまありがとうございました!
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